バブル崩壊後、久しく低迷を続けてきた日本の不動産が上昇に転じた報道されていますが、中国も久しくバブルだ、バブルだと言われながら、土地、不動産の価額は右肩上がりを保っています。土地は国有ですが、その利用は民間企業の競争入札なので土地も上物も値段が上がる傾向です。特に北京、上海のような超大都市では、住宅の値上がりが顕著です。
本号では、北京市の最近の住宅販売価額の状況をお知らせします。
本通信2号で、北京市の人口は最大2300万としてインフラ整備、住宅の建設が進められていると報じました。問題は販売価額です。需要と供給の市場経済に任せておけば際限なく値上がりし、バブル状態になってしまいます。そこで市政府は価額の抑制に乗り出しました。住宅建設ラッシュの代表的な3地域を指定し、そこで建設された低層(6層、昇降機無し)、床面積90uを対象に、地域別に、6250元/u〜6800元/u(94000円〜102000円)の上限値を公表しました。
東京の場合、住宅開発の地域は西へ西へと延びていきましたが、北京の場合は東西南北の4方向へと、開発が進んでいます。住宅も、高層化が進み、戸あたりの面積も増えています。同時に、その価額も上昇し、10000元/uを超すものも出現しています。高所得者の需要を当て込んでということでしょうか。面積についても300uを超すものも販売されています。ついでですが、自動車も欧州系の高級車が非常に多くなりました。
住宅の建設だけが地域に集中すると物・人の移動が増え、輸送・交通の問題が深刻になります。GSA北京事務所のある地域(豊台)はサイエンスパークとして計画されていて、第4環状道路を挟んで、内側に高層住宅群[写真1:4環内側高層住宅群]、外側に大学・研究所・オフィスなどが作られています。商業施設が不足していますが、今年から開発が始まり、道路沿いに高さ8m、長さ200mにおよぶ大広告パネルが立てられ、4環を通る車にアッピールしています。[写真2:4環外側大パネル]
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