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vol.9 中国新聞トピック
2006年3月1日
中国のお正月、春節を過ぎて、各方面で動きが活発ですが、今回は新聞報道で取り上げられたトピックスを二つ紹介します。

建築の省エネ改造、130億平方米
2月16日午後、建設部副部長の記者会見があり、建築の省エネ・環境保全の方針が発表されました。その概要を紹介します。(出典:北京青年報2月17日号)
現在までの中国の建築資産総量は400億平方米で、そのうち130億平方米の建築物に省エネ対策のための改造が必要とされ、その費用は2600億元と見込まれています。
この計画は、中国のエネルギー事情、地球環境・社会持続性問題から割り出されたものです。また中国で毎年、20億平米の建築面積が創出され、世界の建築創出面積の半分にもなっています。建築産業は中国の産業の主要な柱になっており、省エネのための改造費用の投資は建築物の質を高め、内需とビジネスの拡大につながるものです。

中国経済の発展の鍵、知的財産権IPR(Intellectual Property Rights)
2月23日、中国企業連合、全中国産業商業連合、中国業投資協会は北京人民公会堂で、
政府の関係省庁、担当機関も参加して、IRP(知的財産権)の保護と権利の遵守、イノベイションを目指す会議を開きました。(出典:China Daily 2月24日号)
政府を代表して講演した呉副主相は、IPRの中国の現況を次のように言っています。
2005年の報告をみると、IPRの侵害42,645件、権利侵害で有罪の判決を受けた者3,529人、公判中845件となっている。一方、分野によっては権利の侵害が極めて多い。
地域によっては規制がゆるく、取り締まりもあまり厳しくないといった実態がある。
市場原理が経済の主流となる中で、IPRの保護、法律の遵守は企業にとって重要な課題である。 企業の99%は特許の申請が無く、商標を所有する企業は40%に過ぎない。
今後の企業間の競争はIPRの競争であり、企業はIPRの保護、遵守に真剣に取りくまなければならない。
会議の中で、聨想グループの総裁は、IPR尊重の立場から、この数年間、マイクロソフト社から100億元(12.3億米ドル)のソフトを購入したと報告しています。

この日、市内では、摘発押収された音楽CD、映像DVDの違法コピイの粉砕処分のパフォーマンスが行われました。数十万枚の光デスクが3台の粉砕機で粉砕されました。
このパフォーマンスのスローガンは「掃黄打非」です。「悪は一掃」くらいの意味でしょうか。この日、全中国で粉砕された悪デスクは1千万枚にもなるそうです。



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