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vol.5 2008年北京オリンピック施設建設の現況
2005年11月1日
2008年北京オリンピック施設建設の現況

2008年北京オリンピックに向けて、11の競技用施設が計画され、建設されているが、10月中にも「北京科学技術大学体育館(バトミントン競技会場)」が着工し、すべての競技場が建設中となる。
このうち、メインスタヂアムとなる国家体育場"鳥の巣"は基礎部分の工事が終わり、24本の鉄骨柱の中の、最初の柱が下部構造に取り付けられた。
「鳥の巣」は、原設計のコンセンプトを実現するために、ハイテクによる設計の見直しを行い、スリム化をはたした。収容人員は10万から9.1万になったが、使用鋼材量は5.38万トンから4.18万トンに減り、ダイエットに成功した。残る問題は工期であるが、工事関係者は2007年中に完成と自信を持っている。
一方、「水の立方体」と言われる競泳会場は、省エネと環境保護をメインテーマに設計され、10万m2になる外表面は新素材エチレンの複合層で覆うわれる膜構造である。
断熱性能に優れ、透光性は高い材料であるので、昼間の照明はほとんど必要としない。
11の競技場の中では、ソフトボール会場となる豊台競技場は2006年7月には完成予定で、最も早く建設される競技場となる。
全ての競技場とその周辺での環境保全と省エネが、北京オリンピック施設建設のメインテーマであることは言うまでも無いが、9万1千人もの人が集まる「鳥の巣」では、トイレットの問題がある。この問題の解決も現実的に重要な課題となっている。


[出典:北京青年報9.19号]




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